読者インタビュー

2023.08.31

わたしの日刊工業新聞 活用法(99)株式会社ダイチ 代表取締役・山本 大地 氏

山本 大地 氏

必要な情報を適時に入手

 ダイチは、精密金属加工業。鉄やステンレス、アルミニウムなどの精密板金加工や製缶加工を得意とする。モノづくりで地域貢献をしたいとの考えから山本大地社長が、1997年に創業した。22年以降、半導体関連の受注が増えているという。日刊工業新聞は毎朝必ず目を通すと話す山本さんにモノづくりの現状や購読活用法を聞いた。

-半導体関連の動きが大きいそうですね。

「東京エレクトロン九州(熊本県合志市)や荏原製作所など大手半導体製造装置メーカーとの取引を強化している。特に部品やフレーム関係の受注が増えた。関東や関西の半導体製造装置関連の建築や昇降機、水処理などの企業から提携も含めたビジネス提案がある。この1年で売り上げの15-20%は半導体関連が占めるまでになった」

-精密金属加工の強みは。

「高い技術力を持つ従業員と強い組織力、そしてさまざまな生産体制だ。取引先のさまざまな要請に対応するため受注や設計、品質管理など各現場の組織力を強化している。経験豊かな人材を再雇用し、速やかな判断や意思決定ができる責任者を適材適所に配置した。将来を見据えて、ダイバーシティー(多様性)の考えに基づいた人材育成にも力を入れている」

-日刊工業新聞は経営には手放せないそうですね。

精密板金加工のサンプル
精密板金加工のサンプル

「どんなに忙しくても毎朝20分は目を通す。商品市況面は、金属材料やスクラップ材の価格、在庫情報、動きがある業界など日頃の情報収集に重宝する。お客さまとの雑談や取引先との料金交渉に役立つ。地域ごとの広告特集も面白い。地域の有力な産業や元気が良い企業が一目でわかる。従業員にも知ってほしい情報は、朝会で幹部たちと共有する」

-日刊工業新聞の魅力は。

「必要な情報をタイムリーに知ることができる点だ。例えば、ある展示会関連の連載記事は、展示会を見に行かなくても業界の最先端技術や課題解決の方法を知ることができた。『深層断面』は、大きなテーマについて勉強になる。実は自分も一度コメントと顔写真が掲載されて取引先から反響があった。これからも楽しみに読み続けるつもりだ」

-本日はありがとうございました。


【略歴】1996年専修大経営学部中退、97年ダイチ創業、熊本県出身。49歳(23年7月現在)。

【企業ファイル】

名称 株式会社ダイチ
代表者 山本 大地
所在地 福岡県大牟田市四山町101番地17
URL https://daichi-psm.co.jp/
事業内容 鉄、非鉄の板、形鋼のレーザー切断、精密板金加工、中板厚製缶加工、NC旋盤加工、マシニング加工

インタビュアー:西部支社

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