読者インタビュー

2023.05.31

わたしの日刊工業新聞 活用法(96)SPK株式会社 代表取締役社長兼CIO・沖 恭一郎 氏

沖 恭一郎 氏

チャンスは逃さず、情報は命

 設立100年を超えるモビリティビジネスのグローバル商社SPK。自動車業界が100年に一度の大変革期を迎える中、積極的に事業領域を広げている。同社代表取締役社長兼CIOの沖恭一郎さんに今後の事業展開や日刊工業新聞の魅力について聞いた。

-まもなく新本社が完成しますね。

「9月に完成予定だ。現本社の老朽化に伴い、働きやすい職場環境づくりと省エネ、緊急時の事業継続計画(BCP)にも対応できるようにした 。中期経営計画「VISION2030」の2つSDGs推進のシンボル的存在にもなっている。新本社は再生可能エネルギーを除く1次エネルギーの年間消費量を50%以上削減する「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)レディ」認証も取得予定だ」

-モータースポーツ活動にも積極的ですね。

「長年、D‒SPORTカップ を開催し、国内のモータースポーツ活動の火を消さないように尽力してきた。昨年からはダイハツ工業のダイハツチャレンジカップと共催するまでになった。また、トヨタ自動車のTOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジオフィシャルパートナーとなり、サポート活動にも注力している。 商社は縁の下の力持ちのような存在。事業をやりやすくするためにはモータースポーツなどを通じてSPKの名前を知ってもらう必要がある」

-新規事業への進出にも積極的ですね。

「市場が変わることを前提に、その先をいかに早く取り込むか。常に進取の気性を持ち続けているのがSPKの社風。自動車部品販売が主力なのは今後も変わらないが、さらに領域を広げ、“モビリティビジネスのグローバル商社”として事業を強化している」

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-日刊工業新聞は仕事のお役に立っていますか。

「業界や世の中の動向をつかむには紙面が便利。電子版も紙面ビューワーで読む。日刊工業新聞は、産業別に紙面がまとまっているのがいい。見出しや写真、広告など、 気になったものを読めるからだ。製品の製造工程などを知らないと、メーカーと深い話はできないもの。新入社員の頃、仕事に関わるすべての記事をスクラップするように教育を受け、それが習慣になった。今はIT関連の記事を同じように読んでいる。経営者にとって、情報は命。会社がここぞというチャンスを逃さないように常に広くアンテナを張っている」

-本日はありがとうございました。


【略歴】02年SPK入社。09年に取締役、15年から常務取締役。18年より代表取締役社長。東京都出身、63歳(23年5月現在)。

【企業ファイル】

名称 SPK株式会社
代表者 沖 恭一郎
所在地 大阪市福島区福島5丁目5-4
URL https://www.spk.co.jp/
事業内容 自動車部品・用品、産業車輌部品の企画・販売を中核とする モビリティビジネスのグローバル商社

インタビュアー:西日本支社

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