読者インタビュー

2018.01.09

わたしの日刊工業新聞 活用法(35) 三浦工業生産統括部統括部長・武田知久さん

会社の成長のために何をすべきかが分かる」

 当社はボイラーを中心に「熱・水・環境」商品を国内外で製造・販売しています。工場は国内に4社、海外に7社。生産統括部はこうした事業展開の中でミウラのモノづくり全体をサポートするとともに、新しい製品をいかに合理的に作るかを考えて現場に提案しています。

 日刊工業新聞は入社した31年前から目を通してきました。部署が変わってもそれぞれで役立つ情報があります。グローバル調達を担当していた時には海外関連の記事から、モノづくりの地域性にあたりを付け、具体的な情報収集に動いていました。

 現在の部署では他業界の動きに注目しています。AIやIoTで産業がどう変わるか。成長している会社は何をしているか。またどのような課題に取り組んでいるかなど、未来へのヒントにもなります。業種別の紙面作りが読みやすく、他紙にない情報が得られます。部員には慣習的に目を通すように指導しています。

 一方、三浦工業では国内外の拠点やサプライヤーから技術者を集めて独自の溶接コンクールを開いたり、愛媛県のマイスター認定を受けた技術者が県内企業に指導に赴くなど、社内外の技術向上にも力を入れています。


【会社ファイル】

名称

三浦工業株式会社

代表者

宮内大介氏

所在地

愛媛県松山市堀江町7

設立

1959年 5月1日

資本金

95億4,400万円

従業員

単独2,991名、連結4,950名(2017年3月31日現在)

URL

http://www.miuraz.co.jp

事業内容

小型貫流ボイラ・舶用ボイラ・排ガスボイラ・水処理装置・食品機器・滅菌器・薬品等の製造販売、メンテナンス、環境計量証明業等

インタビュアー:大阪支社

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