日刊工業新聞社 販売局

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読者インタビュー

2017.06.26

わたしの日刊工業新聞 活用法(28)クロイツ代表取締役会長・中田周一さん

「市場の流れ読み 新事業決断」 

 クロイツはダイカスト製品や鋳物などのバリ取り加工ロボットが主力だが、新事業として工作機械に取り付けられるバリ取り用工具の開発・販売を始めた。費用面で新規投資をしにくい中小企業でも導入しやすく、会長の中田周一さんは「色々な意味でバリ取り加工の考え方を変える転換点になる製品」と話す。常に新しい発想で新市場開拓を狙う中田さんに日刊工業新聞の活用法を聞いた。

 -日刊工業新聞との出会いを教えてください。

 「25年ほど前に会社を立ち上げ、小さなガレージで仕事をしていた頃、日刊工業新聞社の超個性的な営業担当者と知り合ったのが出会い。製品を記事で取り上げてもらい広告を出したら、思いもかけない大きな受注があり、急成長するきっかけになった。くだんの営業担当者とは深夜まで広告のアイデアを議論したこともある。そこから『バリ取りの魔術師』というキャッチコピーが生まれ、読者から反響があったのは良い思い出だ」

 -最近はバリ取り用工具にも食指を伸ばされています。

 「もともと当社はバリ取り加工に特化したロボットのメーカーで、バリ取り用工具は自社製ロボットの消耗品としてのみ扱っていた。自社製ロボットの販売に影響が出かねないため、他社製の機械に対応する工具は扱ってこなかった」

 -新事業の決断に日刊工業新聞が役立ったと・・・。

 「新聞を読みながら、特に意識しているのは同業他社や、バリ取り加工ロボット市場の動向や将来のことだ。顧客の要望や国内製造業の合理化ニーズなど、新聞を読み解くことで見えてくる市場の大きな流れから、他社製のロボットや工作機械にも対応できるバリ取り用工具の製造、販売に乗り出すことを決めた」

 -次の一手も見えてきそうですか。

 「生活支援や介護に使われるロボットのニュースも興味深く読んでいる。今はバリ取り加工分野が忙しくて手を付けられていないが、新聞を読むなかで当社のロボット技術を応用できる分野をいくつか見つけることができた」

 -紙面作りへの期待や要望がありましたらお聞かせください。

 「日刊工業新聞の読者は、私も含めて中小製造業の経営層がメーンだということは重々承知している。とはいえモノづくりを支えている現場では、世代交代が進んでいることも事実。現場で汗をかく中堅や若手に読んでもらえるような紙面を作っていくことが、日刊工業新聞の将来につながっていくのではないか。手前味噌になるが、当社が広告を出す際も、そのほうが宣伝効果は高まるだろう(笑)」


【略 歴】  中田周一(なかた・しゅういち) 1970年(昭和45年)東京工業大学工学部生産機械工学科(現機械知能システム学科)卒業、89年(平成元年)4月クロスアプリケーション(現クロイツ)創業。東京都出身、69歳(2017年6月現在)。

【企業ファイル】

名称

株式会社クロイツ

代表者

中田周一氏

所在地

愛知県刈谷市野田町陣戸池102-7

URL

http://www.kreuz.jp

事業内容

バリ取り加工ロボットなどの開発・製造・販売

インタビュアー:名古屋支社販売部

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