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読者インタビュー

2017.02.13

わたしの日刊工業新聞 活用法(21) 大和ハウス工業・篠原正夫さん

「商品創出へ新技術いち早く収集」 

 住宅、マンションから事業施設まで幅広く手がける大和ハウス工業。売上高は3兆円を超え、建築だけでなく生活関連サービスを提供する「人・街・暮らしの価値共創グループ」を志向し、なおも成長を加速する。総合技術研究所(奈良市)で、住宅商品に新たな価値を付与しようと日夜開発に取り組む篠原正夫さんに日刊工業新聞の活用法を聞いた。

  -日刊工業新聞を、お読み頂いている理由は何ですか。

  「住宅を造るには幅広い材料が必要で、多くのメーカーの協力が不可欠です。新しい技術や商品を少しでも早く知り、組み合わせを考えて商品化しなければなりません。技術者は得意分野で戦いがちですが、絶えず新しい情報を収集することで、いろんな商品を創出できる可能性が高まります。大和ハウス工業の社員に求められているのはスピードです。幅広い業種が載っている新聞を毎朝、ワクワクしながら読んでいます」

  -特に注目している面は

  「総合面、生活面、素材面、市況面は必ず目を通します。中小企業面や科学技術面には時々、すごいなと思う発見がありますし、大学や企業に直接連絡も取ります。モノづくり面も好きですね。他社の苦労がうかがえる読み物なので、記憶にも残りやすいです。研究所の同僚にも、興味がありそうな分野について新聞の話題を提供し共有しています」

  -他紙と比較して、特色はありますか。

  「業界別の紙面をしばらく読んでいると、その業界のトレンドが分かってきます。記事も一般には難しい内容ですが、表面的なもので終わっていないように思えます。記者も取材を通じて関心や理解が深まっていくようにうかがえます。他紙と比べて字が少し大きいのも読みやすいですね」

  -今後、どのような記事を読みたいか、ご意見をお聞かせください。

  「少子高齢化が進むと、働くシニア層が増えるでしょう。加齢とともに老眼にもなり、筋力が衰えて、疲労も取れにくくなり、これまでガッツでやれていた作業が難しくなります。そうした働くシニアをサポートする治具を取り上げた記事があれば読んでみたい。現場のちょっとした工夫を日本全体で共有できたらいいですね。一方、新興国は日本にキャッチアップしようと必死でモノづくりに取り組んでいるはずです。彼らが今、どのようなレベルにあるのか知りたいし、〝負けるな、海外に〟といった企画を、ぜひ読んでみたいですね」

 -ありがとうございました。


【略 歴】篠原正夫(しのはら・まさお) 1985年龍谷大学卒業、同年大和ハウス工業入社。2002年4月から総合技術研究所勤務。大阪府出身、55歳(16年12月取材現在)。

【企業ファイル】

名称

大和ハウス工業株式会社

代表者

大野直竹氏

所在地

大阪市北区梅田3丁目3-5

URL

http://www.daiwahouse.co.jp/

事業内容

住宅、賃貸住宅、事業施設の建築など

インタビュアー:大阪支社編集局

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